医学類長ご挨拶

金沢大学医薬保健学域医学類長
和田隆志

金沢大学医学展2018が開催されるにあたり、ご来場頂いた市民の皆様に御礼ならびに歓迎を申し上げます。

医学展は金沢大学医薬保健学域4学類(医学類、保健学類、薬学類、創薬科学類)に学ぶ学生が中心となって開催するものです。金沢大学の全学的な行事である金大祭と同時期に行なっております。金沢大学宝町キャンパスを会場として、進歩の目覚ましい医学、薬学、保健学の現状を学生が中心となり、わかりやすく皆様に紹介する催しになっています。特に、市民の皆様も関心が高いロボット手術、内視鏡手術など最先端の医療技術も紹介してきました。実際の内視鏡手術の器具の操作も体験できることも行なってきました。また、通常はなかなか見学できない附属病院内も案内し、いずれも好評を博しております。普段の健康管理、実際の診療で用いられるデータや画像診断、血圧測定、さらに最新の医学知識などにも触れられるように工夫しております。是非、学生にも様々な問いかけをして頂ければと思います。

この金沢大学医学展は学生が自ら考えて企画し、教員にも相談しながら運営していているものです。これらの経験は将来、医療人になる学生の将来、成長にも必ず役立つものと思います。

今回もご協力いただいた市民、教職員など関係者の方々にあつく御礼を申し上げたく存じます。この医学展を通じて交流を深め、最新の医学、医療が身近になり、理解が深まる一助になりましたら大変有難く存じます。どうぞ金沢大学医学展2018を楽しんで頂ければ幸いです。